天井を見てはボケーっとしていた幼少時代。
何をするにもどんくさく運動音痴だった小学校時代。
人前でしゃべるのが苦手なのに学級委員ばかりやっていた中学校時代。
傍からみたら一般ピープル、でも将来すげーことをしたいと密かに思った高校時代。
バイトをしては遊び呆けて卒業が危なかった大学時代。
社会人になり、社会の洗礼を受けて遊び呆けていたことを後悔し、時すでに遅しと思いながらも勤労苦学生になった20代。
30歳で会社を辞めて会社を作って圧倒的なスケールの人たちの中でもまれることに楽しさを感じながら、周りに助けられ助けられとことん助けられ、それでもやっぱり助けられて、なんとなく社長業に慣れてきた30代後半の今。
残ったのはかけがえのない家族、かけがえのない30年来の親友たち、かけがえのない心の師匠の方々と慕ってくれる後輩。そしてかけがえのない会社メンバー。
ここまで来るのに不義理なことをしてこなかったわけではない。去られたことだってたくさんある。
ふとした時に、あの時どうしてこうしなかったのだろうと後悔することもある。夢に出てくることもある。その後、涙がこぼれることもある。
でもそういう失敗の上に自分が構築されている。人生はそういうものだ、きっと。
あと最大で30年〜40年しか生きられないと思うといても立ってもいられないことがある。
あまりにも短いし、あまりにも成されていないことだらけ。
年輪を重ねれば重ねるほど自分の器が見えてくると人は言う。確かに10年前と比べると残念ながらおぼろげに見えてきている感がある。
でも、それを打ち破るのは、あと1年ちょっとで訪れる40代をどのように過ごすかだ。これにかかっていると信じている。
人生の折り返しに向かうこの10年。ここをどう生きるか。どうやって自己実現を図るか。
自分は何をしたいのだろう。何をしたら心から面白いと感じるのだろう。心から良かったと思える一瞬を科学する時間を持ちたい。
40歳前のおじさんになっても夢を持てる立場にいることを幸せに思おう。今まで考えたことなかったけど、きっと恵まれているほうなのかもしれない。
夢に共有してくれる周囲に今一度感謝。
人生を振り返り、このブログに残すことにする。夢の再構築に向けて意思表明をするために。