もちろん初めての体験であり、相方とネットや雑誌で候補の式場をいくつかしぼった上で
実際に見学に行きました。
その中で最終候補はAとBの2つにしぼられました。式場のコンセプトはほぼ同じで価格
も同じで、料理の質もほぼ同じでありました。
一生に一度の晴れ舞台、迷って当然かもしれませんが、迷わずAに決めました。
AとBの決定的な違いは何か、それはAの担当者の接客態度の素晴らしさです。
顧客と直接に接する販売員や担当者のことをコンタクトパーソネル(CP)といいます。顧
客の多くはモノやサービスを買う際、CPのクオリティも重要視します。特にサービスとい
うのはモノとは異なり形が無いので、CPがいっそう重要視されます。
そのため今回見学したどの式場もそれぞれのコンセプトに合わせた接客教育がなされ
ていた印象があります。いわゆるインタラクティブ・マーケティングという考え方に基づく
ものです。
その中でAの担当者はきちんとマニュアル化された接客に加えて「心からのおもてなし」
「相手を思いやる心」すなわちホスピテリティを強く感じられたかのかもしれません。この
担当者であれば式当日までおもてなしの心で携わってくれる、と思いました。
私たちコンサルタントもいってみればサービス業です。コンテンツを磨くのは当然ではあり
ますが、常に相手を思いやる心を持って接していかなくては、と改めて思いました。