こんにちは、がくはりです。
日本は弱いだろうと思い込み、新聞のスポーツ欄を読む機会も
ないまま、今年のFIFAワールドカップは終了するだろうと思いきや、
すっかりスポーツニュースに釘付けになっている今日この頃です。
開催国のアフリカに思いをはせ、ケニアに行った時の「思い込み」
話しを一つ。
サファリのためにNISSANカーで移動中、国立公園内外を颯爽と歩き、
赤色を基調とした衣服に身を包む、とてもおしゃれなマサイ族。
あんな派手な衣服を着てサバンナを歩いていたら、ライオンなど肉食動物
の目について、かなり危ないな〜と思うのですが、ケニア人のガイドさんの
話によれば(冗談を織り交ぜながらガイドする、日本語ぺらぺらのおじさん)、
逆にライオンが、マサイ族を見ると逃げ出すそうです。
家畜を守るための狩りも仕事とするマサイ・マン。
ライオンのDNAには、マサイレッドはまさに赤信号として組み込まれており、
ある意味、ライオン自身が身を守るための赤い衣服なんですね。
コンサルタントにとって、「思い込み」は赤信号です。
情報は真実であらねばなりません。
ゆがんだ事実から導かれた課題や解決策で、良い結果を生むことはありません。
アフリカの大草原に君臨する百獣の王ライオン、にも恐れられるマサイ族。
「大自然と共に生き、そして猛々しい」というイメージを持ってしまうのですが、
これもまた思い込み。
国立公園内にあるロッジ(ホテル)では、ロッジのスタッフと挨拶を交わし、
白人女性とフロントのソファで会話を楽しむマサイの紳士たち。
このときのマサイレッドはとても華やいで見えました。